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ノンバーバルコミュニケーションとは?姿勢の重要性と信頼される振る舞い方

  • 志賀透人
  • 4月25日
  • 読了時間: 13分



▶︎1. 姿勢の重要性とノンバーバルコミュニケーションとは



1.1 姿勢とノンバーバルの関係って?

姿勢は、言葉よりも先にあなたの印象を伝えるサインです 人と接するとき、まず目に入るのはその人の立ち方や座り方。言葉を交わす前に、すでに相手の心には何かしらの印象が残っています。


たとえば、背筋が伸びている人を見ると、自信がありそうに見えませんか?逆に、背中を丸めている人には「疲れているのかな」「自信なさそう…」なんて感じることもありますよね。


これがまさに、ノンバーバル(非言語)コミュニケーションの力なんです。

言葉を使わずに伝わるものはたくさんあります。 その中でも姿勢は、相手に「自分はこういう人です」と無意識に伝えてしまう重要な要素なんです。


1.2 見た目の第一印象が持つ重要性

第一印象は、ほんの数秒で決まると言われています 

そしてその印象の大部分を左右するのが「見た目」、つまり視覚情報です。


心理学の研究によると、第一印象の55%は視覚情報からくるというデータもあるんですよ。 つまり、どんなに良い話をしていても、姿勢や表情がマイナスなら、損をしてしまうことも。


こんな経験ありませんか?


  • プレゼンで内容は完璧だったのに、なぜか印象が薄かった

  • 面接で緊張して猫背になってしまい、反応がイマイチだった


これらは、姿勢や立ち居振る舞いが第一印象に大きく影響していたサインかもしれません。


第一印象がよければ、その後のコミュニケーションもスムーズになります。 逆に悪い印象を持たれると、そこから信頼を取り戻すには時間がかかってしまいますよね。

姿勢を見直すことは、相手に与える印象をアップさせる近道なんです。


1.3 無意識に伝わる「心の内側」

姿勢は、心の状態を表す鏡のようなものです。 落ち込んでいるときって自然と肩が落ちていませんか? 逆に、うれしいときには胸を張って歩いていたり。

つまり、姿勢はその人の「今の気持ち」を無意識に表してしまうんです


それは相手にもしっかり伝わります。 会議でうつむいていたら「やる気ないのかな?」と思われることも。 オンラインでも画面越しに姿勢の良し悪しは意外と伝わるんですよ。


だからこそ、意識的に姿勢を整えることが大切なんです。 気持ちが落ちているときほど、ぐっと胸を張ってみてください。 それだけで少し前向きな気持ちになれること、あるんですよ。



▶︎2. 姿勢が変える印象と信頼感



2.1 姿勢で人はどう見られるのか

人の印象は、出会ってからたった数秒で決まると言われています 

その中でも、姿勢が与える影響は想像以上に大きいんです。

特にビジネスや接客、面接などのフォーマルな場面では、相手の脳は無意識にこう判断しています。


「この人は信頼できそうかどうか」 「自分にとって安心できる相手かどうか」

その材料として、目に飛び込んでくるのが“姿勢”なんですよ。


たとえば、こんな違いを感じたことありませんか?


  • 背筋を伸ばして立っている人:堂々としていて、リーダーらしい印象

  • 体を縮こませて立っている人:自信がなさそうで、声も小さそう

  • ふらふらと立ち位置が定まらない人:落ち着きがなく、頼りなさそう


これらはすべて、話す前から相手に伝わっている情報なんです。 そして、いったん印象がついてしまうと、それを後から変えるのはなかなか大変。

人は「最初に得た印象」に引っ張られる傾向があるので、良い姿勢はそれだけで強い武器になります。


ビジネスシーンだけでなく、日常の人間関係でも同じ。 親しみやすさ、信頼感、誠実さ。すべて姿勢からにじみ出てくるんですよ。


2.2 信頼される人に共通する立ち居振る舞い

信頼される人は、姿勢や立ち居振る舞いに“ブレ”がありません。 

何もしゃべっていなくても、「この人には安心して任せられそう」と感じさせる雰囲気があります。


その共通点をいくつか挙げてみますね。


  • 重心がしっかりしていて安定している 

    ぐらつかない姿勢は「内面がしっかりしている」印象を与えます。


  • 背筋は伸びていても、力みすぎていない 

    無理に背中を反らす必要はなく、自然なS字カーブが理想的。緊張感とリラックスがほどよく混ざった姿勢が、一番信頼感を生みます。


  • 目線の高さがちょうどいい 

    上から見下ろさず、下から見上げすぎない。目線のバランスが取れている人は、無意識に「対等で信頼できる存在」と見られやすくなります。


  • 動作に無駄がない 

    手をバタバタ動かしたり、貧乏ゆすりをしたりするクセがない人は、落ち着いた印象を与えます。


  • 話すときの姿勢が前向き 

    少し前傾になりながら相手に話す人は、「あなたに関心がありますよ」というサインになります。


逆に言えば、信頼されづらい立ち居振る舞いはこんな特徴があります。

NGな姿勢・所作

相手の印象

姿勢がフラフラ

落ち着きがない、頼りない

肩が巻いている

自信がなさそう、話しかけづらい

視線が泳ぐ

不安定、信用できない感じがする

せかせか動く

焦っていて余裕がないように見える


大げさに動いたり、変に緊張した姿勢を取る必要はありません。 

自分の軸を持ち、落ち着いて立つこと。それが一番の信頼への近道なんです。


2.3 猫背や足組みが与えるマイナスの印象

無意識のクセが、信頼を損ねていることもあるんです。 

中でもよくあるのが「猫背」と「足を組む」姿勢。


たとえば猫背。スマホやPC作業が多い人にとっては、日常的になりやすい姿勢ですよね。 でも、背中が丸くなることで胸が閉じ、呼吸が浅くなり、声も通りにくくなります。


それだけじゃなく、周囲からはこんな風に見られてしまうことも…


  • 「やる気がなさそう」

  • 「自信がないのかな?」

  • 「老けて見える」


一方、足を組むクセがある方。 気づかないうちに「偉そう」「人の話を真剣に聞いてない」と誤解される可能性があります。 特にビジネスの場や目上の人と話すときには、注意が必要です。


ここで、日常の姿勢と印象の関係を表にしてみますね。

姿勢

相手に与える印象

無意識に出やすいシチュエーション

猫背

弱々しい、疲れて見える

デスクワーク中、スマホ操作中

足組み

偉そう、軽く見える

会議中、長時間の打ち合わせ

肘をつく

気だるい、集中していない

オンライン会議、自宅作業中


マイナスの印象は一度つくと、なかなか拭えないことも。 

でも逆に考えると、これを直せば一気に印象アップにつながるチャンスでもあるんです。

姿勢を変えるだけで、信頼される・印象が良くなるなんて、ちょっと得した気分になりませんか?



▶︎3. ノンバーバルコミュニケーションを味方につけるには



3.1 姿勢だけじゃないノンバーバル要素

ノンバーバルコミュニケーションは、姿勢だけでは語れません。

 言葉以外で相手に伝わるもの、つまり「非言語情報」にはたくさんの要素があります。


その中でもよく使われるのが以下のようなものです。


  • 視線の送り方

  • 顔の表情

  • 手の動き(ジェスチャー)

  • 声のトーンやテンポ

  • 相手との距離(パーソナルスペース)

  • 服装や身だしなみ


こういったノンバーバル要素は、言葉よりも早く、そして強く相手に影響を与えるんです。

たとえば、「よろしくお願いします」と丁寧な言葉を使っていても、視線が泳いでいたり、声が弱々しかったりすると、相手は不安を感じてしまいます。


逆に言葉数が少なくても、姿勢がまっすぐで表情が明るければ、「この人、しっかりしてそう」と安心感を与えることもできますよ。


3.2 実は大切な「視線」と「ジェスチャー」

視線やジェスチャーも、あなたの想いを伝える大事なメッセージになります。 

話すときに相手の目を見ること、自然な手の動きを添えることは、信頼を得る上でとても効果的なんです


まず視線。 相手と適度にアイコンタクトを取ることで、「ちゃんと聞いてくれてる」「話に集中してる」という印象を与えられます。 逆に視線を合わせないと、「関心がないのかな?」「自信がないのかな?」と思われてしまうことも。


ジェスチャーも同じです。 手を使って話すことで、言葉にリズムがついたり、話の内容が視覚的にも伝わったりします。 ただし、大げさになりすぎないように注意。動きが多すぎると落ち着きがない印象になってしまいます。


おすすめは、以下のようなシンプルで自然な動作です。

シーン

有効なジェスチャー

プレゼンで強調したいとき

手のひらを上に向けて前に出す

話の切り替え時

指先を軽く上下に動かす

共感を示したいとき

胸に手を当てる


ちょっとした動きですが、印象を大きく変えてくれる力がありますよ。


3.3 声のトーンや表情もメッセージになる

声や表情も、立派なノンバーバルコミュニケーションです。 いくら言葉で丁寧な内容を伝えていても、声が小さすぎたり、表情が暗いと、相手には届きにくくなります。


たとえばこんなケース、思い当たりませんか?


  • 「ありがとうございます」と言っているけど、無表情

  • 丁寧な言葉づかいだけど、声が機械的

  • 話の内容はいいのに、ずっとしかめっ面


こういった場合、伝えたい気持ちが十分に伝わっていない可能性があります。

声には「トーン」「高さ」「テンポ」など、たくさんの要素が含まれています。

これらを意識するだけで、話し方の印象はがらりと変わるんです


たとえば、

  • 明るく少し高めの声 → 親しみやすい印象

  • ゆっくりした話し方 → 落ち着いていて信頼感がある

  • 抑揚のある話し方 → 聞き手を引き込む力がある


さらに、笑顔やうなずきといった表情の動きは「共感」や「安心感」を相手に届けます。 表情を意識するだけで、相手との距離がぐっと縮まることもあるんですよ。



▶︎4. 姿勢改善で変わる!実践ノウハウ

4.1 姿勢を整える簡単なコツ

姿勢は意識次第で、すぐにでも整えられるんです 

「姿勢を良くしなきゃ」と思っても、何から始めたらいいのかわからない…

そんな方も多いと思います。

でも、ちょっとしたコツを押さえるだけで、姿勢は驚くほど変わるんですよ。


まずは以下のポイントを試してみてください。


  • かかと・お尻・背中・後頭部を壁につけて立ってみる 

    これが「理想の姿勢」の感覚になります。


  • 頭のてっぺんから糸で引っ張られているイメージを持つ 

    首が伸び、自然と背筋がまっすぐになります。


  • 骨盤を立てる意識を持つ 

    骨盤が倒れていると、腰が丸くなり猫背の原因になります。


  • あごを引いて、肩の力を抜く 

    肩が上がっていたり、あごが出すぎると不自然に見えます。


姿勢は筋肉のクセでもありますが、毎日の「ちょっとした意識」でかなり改善されますよ。

最初は疲れるかもしれませんが、慣れてくると正しい姿勢のほうがラクに感じられるようになります。


4.2 日常生活で意識したいポイント

正しい姿勢は、特別な時間だけじゃなく“ふだん”から作られるんです。

家やオフィス、移動中など、日常生活の中で姿勢が崩れてしまうタイミングってたくさんありますよね。

そこで、日常の中で意識しておきたいポイントを紹介します。


  • デスクワーク中の座り方  

    背もたれに寄りかかりすぎず、骨盤を立てて浅めに座るのがコツ。  

    パソコンの画面は目線の高さに調整しましょう。


  • スマホを見るときの姿勢  

    下を向きがちなスマホ姿勢は首や肩に負担をかけます。  

    できるだけ顔の高さに持ち上げて見ると◎


  • 電車やバスでの立ち姿  

    つり革につかまるときは、片足に体重をかけすぎないよう注意。  

    お腹に軽く力を入れて立つだけで、自然と背筋が伸びます。


  • 歩くときの重心  

    かかとから着地して、足の裏全体で地面を押すように歩くと姿勢が安定します。


こうした小さな心がけの積み重ねが、きれいな姿勢を保つコツです。 無理せず、少しずつ体に覚えさせていきましょう。


4.3 プレゼンや面談で差がつく姿勢の作り方

大事な場面ほど、「姿勢」があなたを引き立ててくれます

 プレゼンや面談など、人前に立つシーンでは、緊張も手伝って姿勢が崩れがちですよね。

でも、だからこそ姿勢を意識することで、他の人と差がつくチャンスになります。


こんな場面で使える姿勢のポイントをまとめました。


  • 足は肩幅に開いて安定感を出す  

    ぐらつかず、堂々とした立ち方になります。


  • 手の位置を定めておく  

    話していないときは、お腹の前で軽く手を重ねると落ち着いた印象に。


  • 肩の力を抜いて、自然に胸を張る  

    「胸を張る」というよりも、「胸を開く」意識で柔らかさを出します。


  • 視線はまっすぐ、時には軽くうなずく  

    聞き手とのコミュニケーションが生まれ、安心感につながります。


  • 話すときに体が揺れないように意識する  

    体が揺れると不安そうに見えてしまうので、足の裏で床をしっかり感じましょう。


実際にプレゼンがうまくいった人の多くは、「何を話すか」だけでなく、「どう見えるか」も意識していたと言います。 言葉に説得力を持たせるためにも、姿勢はとても頼もしい武器になるんですよ。



▶︎5. まとめ:姿勢とノンバーバルの重要性を見直そう

5.1 今日から変われる!最初の一歩

姿勢やノンバーバルは、誰でも「今日から」変えられるものなんです。 

「なんとなく大事なのはわかってたけど、つい後回しにしていた」そんな方も多いと思います。


でも、姿勢や表情、視線といった非言語の要素が、実は相手に大きな影響を与えていると気づくと、ちょっと意識してみようかなって思えてきませんか?

完璧を目指す必要はありません。 


まずは以下のような一歩から始めてみてください。


  • 背筋を1日に3回だけ意識してみる

  • スマホを見るときに首を前に出しすぎない

  • 鏡の前で自然な笑顔をチェックしてみる

  • プレゼン前に姿勢を整える時間をとる


こういった小さな積み重ねが、自信のある立ち居振る舞いや、信頼される印象につながっていくんです。

なにより、自分の内面まで前向きになれるのを実感できますよ。


5.2 プロのサポートでさらに効果的に

一人ではなかなか変えられない部分こそ、プロの力を借りるのがおすすめです。 姿勢やノンバーバルの癖は、どうしても自分では気づきにくいもの。

 知らず知らずのうちに、マイナスな印象を与えてしまっていることもあります。

そんなときに心強いのが、ノンバーバルの専門家によるサポートや研修です。


  • 正しい姿勢を身体で覚える

  • 表情や視線の使い方をフィードバックしてもらえる

  • 実践的なロールプレイで自信を持って人前に立てるようになる


こうした機会を活用することで、変化のスピードもぐっと早まります。 とくにビジネスシーンや面接、プレゼンの場で成果を出したい方にはぴったりなんです。

自分をよりよく見せたい、でもやり方がわからない。 そんなときこそ、第三者の目からアドバイスを受けることが近道になりますよ。



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姿勢やノンバーバルコミュニケーションを意識するだけで、印象や信頼感は大きく変わり姿勢が変わると、印象も信頼感も大きく変わります。 でも、日々の忙しさの中で正しい姿勢を保つのって、なかなか難しいですよね。 そんなあなたにぴったりなのが「Happiness & Rest」の朝ヨガレッスンです。


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