スモールステップの継続で夢を叶える方法|最初の一歩が人生を変える
- 志賀透人
- 6月25日
- 読了時間: 12分

▶︎1. スモールステップとは?夢を叶えるための最初の一歩

1.1 スモールステップの基本概念
「何か新しいことを始めたい」「夢を叶えたい」と思っても、最初の一歩が重たくて踏み出せないことってありますよね。大きな目標ほど、それを一気に達成しようとすると挫折しやすいものです。
そこで役立つのが、スモールステップという考え方です。これは、目標を小さな行動単位に分解し、「これならできそう」と思える一歩から始めていく方法です。
たとえば、「毎日1時間の運動を習慣にする」という目標を立てたとします。
多くの人は「そんな時間ない」「続かなかった」と感じてしまうでしょう。
でも、「毎朝5分だけストレッチをする」ならどうでしょうか。
これなら簡単で、気負わずに続けられそうですよね。
スモールステップの本質は、「とにかく行動するハードルを下げること」。
最初から完璧を目指さず、「できること」を積み重ねていくことにあります。
以下のような利点があります。
挫折しにくくなる
小さな成功体験が得られる
習慣化しやすい
自己肯定感が育つ
忙しい毎日でも「たった1分」なら始められます。
成功体験が積み重なると、「できた」という感覚が脳に定着し、自然と行動が続けられるようになります。
「一歩を小さくすること」が、継続の最大のカギなんです。
この考え方は、心理学の行動療法でも効果があるとされています。
自己改善やメンタルケア、健康習慣の定着など、幅広い分野で活用されている方法です。
1.2 なぜ挫折してしまうのか?よくある原因
「最初はやる気満々だったのに、3日でやめてしまった…」
そんな経験、誰しも一度はあるのではないでしょうか。
実は、挫折の多くには共通する原因があります。
主な原因は以下の3つです。
目標が大きすぎて現実感がない
たとえば「英語を話せるようになりたい」「10kg痩せたい」といった目標は、達成までのプロセスが見えづらく、最初の一歩がとても重くなります。
完璧主義になってしまう
「毎日絶対にやらなきゃ」「やるなら完璧にやらなきゃ」と思うほど、ちょっとできなかっただけで自己否定に繋がり、続けることが苦しくなります。
最初から飛ばしすぎて疲れる
初日から1時間のトレーニングや、5章分の勉強など、気合いで始めると反動が大きく、途中で心が折れてしまいます。
つまり、スタートが重たすぎると「やっぱり無理」と感じやすくなるんです。
こうした挫折を防ぐには、「続けられるサイズ」から始めることがとても大事。スモールステップはそのための強力な仕組みです。
1.3 続けられる人の共通点とは
では、逆に「ずっと続けられる人」は何が違うのでしょうか?
実は、特別な才能や強い意志があるわけではありません。
継続できる人に共通するポイントは次の3つです。
最初の一歩をとにかく小さく設定する
「1日1ページ読む」「5分だけやる」など、小さな行動で「できた!」という実感を得るようにしています。
失敗を責めない
「昨日できなかった…でも今日はやる」と、感情を引きずらずリスタートできる柔軟さを持っています。
ルールをシンプルにしている
「毎日同じ時間にやる」「目に見える場所に置く」など、行動を自動化する工夫をしています。
こうした工夫の土台になるのが、まさにスモールステップの考え方です。
続けられる人は「がんばる」よりも「仕組み」で継続しています。
この違いを意識するだけで、習慣化のハードルはグッと下がります。
▶︎2. スモールステップで夢を叶える3つの理由

2.1 挫折しにくいから続けられる
「最初はやる気があったのに、数日でやめてしまった…」
そんな経験、誰にでもあるはずです。実はこの原因、意志が弱いからではありません。
最初の一歩が大きすぎるからなんです。
よくある失敗例としては:
①「毎日30分のウォーキングを始めよう!」と気合い十分でスタートするが、3日後には疲れてやめてしまう
②「資格の勉強を1日3時間!」と決めたが、仕事終わりに疲れて手がつけられない
③「朝5時起き生活を始める!」と目覚ましをセットするも、結局二度寝して自己嫌悪
こういった「気合い型」の行動は、精神力に頼っているため、ちょっとした生活の乱れや疲れで簡単に崩れてしまいます。
スモールステップは、「5分だけストレッチする」「英単語を3個だけ覚える」など、行動を“最小化”することで、続ける負担を限りなくゼロに近づけます。
忙しい朝の支度中に、深呼吸を3回するだけでも立派な一歩です。
「できた」感覚を得ることが習慣を作る第一歩。スモールステップはそれを毎日積み重ねられる方法なんです。
2.2 成功体験が積み重なって自信になる
自己肯定感が低いと、挑戦する前から「どうせ無理」「また続かない」と心がブレーキをかけてしまいます。
それを打ち破るのが、「自分にもできた」という成功体験の積み重ねです。
たとえば、次のようなシーンを想像してみてください。
寝る前に3分だけストレッチをする習慣を1週間続けた
英語のアプリで1日1フレーズ覚えることを10日間継続した
机の引き出しひとつだけを毎日片付けたら、2週間で部屋がスッキリした
こうした経験は、「続けられた自分」を実感するチャンスになります。すると、「次もやってみよう」という気持ちが自然とわいてきます。
また、行動心理学でも「できた体験」を繰り返すことで、脳内にドーパミンが分泌され、行動そのものが快感に変わると言われています。
自信は突然湧いてくるものではなく、1つずつの小さな成功体験が作り出すものなんです。
2.3 習慣化しやすくなるから行動が定着する
習慣は最強のツールです。
やる気に左右されず、「なんとなくやる」が続けば、それはもはや努力ではありません。
スモールステップは、「習慣化」に特化した設計とも言えます。
よくある継続できないパターンは:
①頑張りすぎて最初から1時間やろうとする
②完璧主義で「1日でも抜けたら終わり」と思ってしまう
③毎日バラバラな時間に取り組み、リズムが定着しない
一方で、スモールステップ実践者はこう工夫しています:
「毎朝歯磨き後に1分ストレッチ」
「お風呂に入る前に1行日記を書く」
「寝る前にアロマを炊きながら5分読書」
これらの行動は、“すでにある習慣”に新しい習慣を乗せる「習慣の連結(ハビットスタッキング)」というテクニックを使っています。
人間の脳は「ルーティン」が好き。だからこそ、スモールステップは定着しやすいんです。
特に朝の時間を使うと、脳の疲労が少なく、意思決定能力が高いため、習慣化にはもってこいの時間帯です。
「気合い」ではなく「仕組み」で続ける。 スモールステップは、その最も実用的な方法として多くの場面で活用されています。
▶︎3. 実例に学ぶスモールステップの取り入れ方

3.1 健康習慣:1日5分のウォーキングから
「運動しなきゃ」と思っていても、いきなり30分走るのは正直ハードルが高いですよね。そこでおすすめなのが、1日5分のウォーキングから始めるスモールステップです。
たとえばこんな始め方があります。
朝の通勤前に近所を1周歩くだけ
昼休みに建物の外を軽く一周
夕食後に家の周りを3分だけ歩く
これだけでも、運動への抵抗感が大きく減ります。大事なのは「短時間でもいいから毎日続けること」。5分が習慣化されれば、10分・15分と自然に増やせます。
「運動が続かない人」ほど、短くて軽い一歩から始めるのがコツです。
3.2 早起き習慣:5分ずつ起床時間を早める
「朝型になりたいけど、毎日寝坊してしまう…」
そんな方にぴったりなのが、5分ずつ起床時間を早める方法です。
一気に1時間早起きしようとすると、睡眠不足や反動で3日坊主になりがち。
代わりに、次のようなステップで無理なく調整していきます。
第1週目:今より5分早く起きる
第2週目:さらに5分早くする(計10分)
第3週目:最終目標に近づける
目覚まし時計の時間を少しずつ早め、夜の就寝時間も意識して調整することで、体内時計も自然に整ってきます。
「少しだけ早起きする」を続けることで、いつの間にか理想の朝時間が手に入ります。
3.3 片付け習慣:引き出し1つから始める
家全体を一気に片付けるのは、想像しただけで気が遠くなりますよね。
そんなときは、1日1か所・引き出し1つから片付けるスモールステップが効果的です。
たとえば:
書斎の引き出し1つを5分だけ整理する
キッチンの1段だけ見直す
カバンの中身を出して仕分ける
これを1日1か所ずつ進めるだけで、1週間後には7か所、1か月後には30か所がキレイになります。気持ちもスッキリして、次の行動にも前向きになれます。
片付けのハードルは「完璧を目指すこと」。
引き出し1つから始めれば、達成感も得られて続きやすくなります。
このように、どんな分野でもスモールステップは取り入れ可能です。
「無理せず、毎日コツコツ」が、結局一番の近道なんです。
▶︎4. スモールステップを成功に導くコツ
4.1 目標を具体化するSMARTの考え方
スモールステップを効果的に進めるためには、まず目標を「具体的」にすることが大切です。そのために役立つのが「SMART」の考え方です。
SMARTとは以下の頭文字をとったフレームワークです。
S(Specific):具体的に
M(Measurable):測定できる
A(Achievable):達成可能
R(Relevant):関連性がある
T(Time-bound):期限がある
たとえば「健康的になりたい」という目標は漠然としていますが、SMARTに変えるとこうなります:
→「毎朝7時に起きて、10分間ストレッチを2週間続ける」
これなら何を、いつまでに、どれだけやるかが明確ですよね。
目標が明確になると、「やること」に迷わなくなり、行動がスムーズになります。
4.2 最初の一歩は「簡単すぎる」レベルでOK
「やるならちゃんとやりたい」と思う気持ちはよくわかりますが、継続を目指すなら「これなら絶対できる」というレベルから始めるのが鉄則です。
たとえば:
筋トレなら「スクワット1回」から
英語なら「1日1単語だけ」から
読書なら「1日1ページだけ」から
最初は「これじゃ意味ないかも」と思うくらいがちょうどいいんです。
なぜなら、行動そのものよりも「毎日続けること」に価値があるからです。
ハードルを低くすることで「やらない理由」が減り、行動の習慣化に直結します。
4.3 楽しみながら続けるための工夫
続けるうえで大事なのは「義務感」ではなく「楽しさ」です。
楽しいと感じられれば、自然と行動が続きます。
楽しむためのコツはこちら。
記録して可視化する:「毎日できた」をチェックリストで見える化すると達成感が増します
ご褒美を設定する:「1週間続けたら好きなスイーツを食べる」などの小さな楽しみを設けましょう
環境を整える:お気に入りのノートやウェアを使うだけでも気分が上がります
また、SNSで「今日もやりました」と投稿するのもモチベーション維持に効果的です。共感や応援が得られると、継続への励みになります。
「楽しい」と思える工夫を取り入れることが、スモールステップ継続の原動力になります。
▶︎5. 毎日の小さな積み重ねが未来を変える
5.1 1日10分で変わる朝時間の活用法
朝の時間、どう過ごしていますか?
バタバタと慌ただしく支度をしている方も多いかもしれません。でも、朝のたった10分を自分のために使うだけで、その日1日が大きく変わります。
朝は脳が最もクリアな状態です。
集中力も高まりやすく、物事を習慣化するのにぴったりのタイミング。
たとえばこんな使い方があります。
簡単なストレッチで体をほぐす
ノートに今日の目標を1行書く
静かな呼吸で心を整える
どれも10分あればできることばかり。
これだけでもその日を気持ちよくスタートできます。
忙しいからこそ、朝の10分が「自分に戻る時間」になるんです。
5.2 継続しやすい「朝ヨガ」で体も心も整える
その10分をさらに充実させる方法としておすすめなのが、「朝ヨガ」です。
朝ヨガは、体を目覚めさせるだけでなく、呼吸を整え、心も穏やかにしてくれます。特に高齢の方や運動が苦手な方でも無理なく取り組める点が魅力です。
よく「健康のために1日30分ウォーキングしています」という声を聞きますが、実はそれよりも短時間で効率的なワークの方が健康寿命には効果的なんです。
姿勢が整う
柔軟性が高まる
転倒リスクが下がる
こうした変化が、わずか10分の習慣で手に入ります。
意味のある10分は、意味のない1時間よりも価値があります。
5.3 習慣が育てる「自分への信頼」
小さな習慣を続けることで得られるのは、ただのスキルや健康効果だけではありません。「やればできる」という自分への信頼感が育っていきます。
毎日5分でも自分に向き合う
少しの変化でも気づいて記録する
昨日より少しよくなった自分を認める
この繰り返しが、自己肯定感を高めてくれます。そして、自信が持てるようになると、もっと大きなことにもチャレンジできるようになります。
「今日もできた」が積み重なると、「私は続けられる人」という意識に変わっていきます。
朝10分の積み重ねが、未来の自分をつくる――まさにこれが、スモールステップの本当の力です。
▶︎6. まとめ:スモールステップで夢は必ず近づく
6.1 今日から始める最初の小さな一歩
「やってみたい」と思った今が、一番のスタートタイミングです。
とはいえ、いきなり大きなことを始める必要はありません。
大切なのは、「小さくてもいいから、行動すること」。
今日からできることはたくさんあります。
ページを1枚めくるだけの読書
1分だけの呼吸ワーク
机の上を片付けることから始める整理習慣
どんなに小さな行動でも、それが最初の一歩になれば大成功です。
「できることからやってみる」が、最も確実なスタートです。
6.2 「続けられる自分」を育てよう
スモールステップの本質は、「頑張り続ける」ことではなく、「やめずに続ける」こと。だからこそ、無理せず、楽しく、毎日続けられる工夫が必要なんです。
続けることができると、「私って意外とやれるじゃん」と思えるようになります。
この実感が、自信を生み出し、次の行動をさらに軽くしてくれます。
たった3日でも続いたら自分を褒める
うまくいかない日も、リスタートすればOK
成長のスピードは人それぞれでいい
「私は続けられる人間だ」と思えるだけで、見える世界が変わっていきます。
6.3 無理なく前に進める習慣が人生を変える
結局、夢を叶える人とそうでない人の違いは、「特別な才能」ではなく「無理なく続ける工夫をしているかどうか」だけです。
スモールステップは、そんな人たちが自然にやっている習慣のカタチ。
最初の一歩を小さく
行動をシンプルに
成果を焦らず積み上げる
この流れができれば、人生は確実に動き出します。
「大きな夢」も「小さな習慣」から始まります。
無理なく、少しずつ、自分のペースで前に進んでいきましょう。
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